2009年11月16日

しずおか創業塾第三回目

11月も中旬、1日から始まった「しずおか創業塾」も早3回目の講義となりました。
今回は、「お客様の立場になってニーズを掴め」と題してゲスト講師2名に講演いただきました。

まずは、現在注目されてきている書道家・岩科蓮花さんです。

経歴はさておき、ともすれば自己満足で終わってしまう、「書」という芸術を
「デザイン」として、きちんとビジネスにしていることに感心させられました。
今回の「しずおか創業塾」のポスターに使われている「磨」という文字も彼女のデザインです。
そして、最後に書道パフォーマンスで、塾生の将来を「輝」という様に表現してくださいました。
ブログで日々新しい作品を発表されているので皆さんもどうぞ。

女性がお二人続きます。

宣材からのコピーで申し訳ありません。きれいな声と、楽しい雰囲気で写真を忘れてしまいました。
日本初のアナウンサーの協同組合「舎鐘」(しゃべる)を設立された、長谷川玲子さんです。
フリーアナウンサーという、限りなく自由で不安定な職業人の利益を守り、安定した生活ができるように、
しかし、自立した個人として独歩できるという、とてもすばらしい起業です。
共同組合ということも非常に勉強になりました。

そして、今年起業されたばかりの税理士・本杉公一さん。

ちょっと西アジアチックな風貌ですが、15年税理士事務所で修行され、無事創業されたがんばりものです。
ちょっと、マニアックなところと、塾生の問題レベルに差があったのか、「理解できない」方が結構いたみたいです。
確かに、あべっちのようにファイナンシャルの世界に居たり、決算を経験していればなんてこと無いですが、
一般には、解りにくい事がいっぱいなのが税務の世界ですからね。
あまり深く話さずに、表面をさらりと流した方が良かったかも・・・
でも、一生懸命考えて、塾生のレベルにおりる努力はしていたので、丸です。

さて、今まで受講してみて、非常に楽しく有意義な時間を過ごせています。
強いて言えば、「何をやる。」「何をやりたい。」が無い方が大勢受講されているのが気がかりです。
その方がどうのこうのではなく、「創業」に向かうきっかけが、「不安」や「不満」が相当数いらっしゃったので・・・
「新しいことを希望に満ちて」が皆さんのきらきらと思っていたのですが・・・
当然日本の経済状況や政治のこれからを考えたときに全く不安の無い方は限りなくゼロでしょう。
儲かっている企業も、資産家の方たちも資産の海外移転を本気で考える時代に突入しましたからね。
日本の将来がどちらにしてもちょっと不安です。
  


Posted by あべっち at 18:54Comments(5)おすすめのセミナー