2009年04月24日

糖尿病でも医療保険

毎朝のお散歩が楽しい季節になりましたワン。
お堀端のツツジが満開です。なんじゃもんじゃも咲いているワン。


<糖尿病者用の医療保険>
今日は、研修に行ってきましたのでご報告します。
というのは、とても重要なお知らせがあるからです。

皆さんは、「糖尿病」と聞いてどんな風に感じますか?
私は、身内に糖尿病者が昔からいたので知っているつもりでした。
そう「つ・も・り」だったのです。
一般的に糖尿病は「生活習慣病」と言われています。
大半の方はその通りです。(95%約1,900万人)
後の5%は?生活習慣とは関係なく糖尿病になってしまわれた方々です。
一部はインフルエンザが原因だったり、妊娠中に罹患したりと言うことだそうです。
5%約100万人のかたががんと同じように突然罹患してしまうのです。
そしてその方々の大半が幼少期の罹患だそうです。

糖尿病でもっとも怖いのは合併症ですよね。眼球・下肢・腎臓など臓器に多大な影響を与えます。もちろん心臓や脳といった命に関わる機関ににも・・・
そんな病気に子供のうちに罹り一生つきあうことがどんなに大変か想像もできません。
そのうえ、幼少期に医療保険に加入する方は、あまり多くありません。
ということは、だんだんと大人になり合併症が出現して入院しても、医療保険の給付はなく、公的健康保険で全て賄うのです。
まだ勉強不足で詳細は分かりませんが、難病指定などが有れば国の補助や自治体の助けも考えられますが・・・
結局は、現金で用意しておくか、有病者でも入れる医療保険に入るかです。
現金で用意するにも子供では働けません。
有病者向けの保険は、一般に年齢が40才ぐらいからです。
さて、どうしましょう・・・

3年前の保険業法の改正で、「少額短期保険事業」というものができました。
一般の保険よりも限度が低く、1年ごとに更新する保険を扱っています。
その中に、糖尿病者専用保険がありました。
基本的にⅠ型糖尿病の方向けに開発されました。がその他の糖尿病や他で入れない病気の経験者でも入れることが多い商品です。
年齢も6才から加入できますので、Ⅰ型糖尿病の方には、恩恵に近いものがあるかもしれません。
その証拠に、各地の友の会などで取り上げられ、新聞や雑誌でも記事に取り上げられています。
こんな風に、困った人を助けられるのが本来の保険ですよね。
見直しをして保険料が安くなっても、いざの時に使えないのでは無意味です。
リスクを洗い出し、本当に必要なところに本当に必要な補償(ヘッジ)を考えていきましょう。  


Posted by あべっち at 20:15Comments(5)保険を選ぶ・見直す